安全に使うには…
 説明書をよく読んで、誤った使い方をしないように注意しましょう。
 使用にあたっては、人体、食べもの、食器、おもちゃ、飼料などに薬剤をかけないように気をつけましょう。

保管について…
 1 小児の手の届かないところ。
 2 飲食物や食器、飼料、動物から離れたところ。
 3 直射日光の当たらない火の気のないところ。
 4 飲食物の瓶に移し変えないで下さい。もし容器を変えたら必ず薬品名を付けておいてください。
 5 スプレーのあき缶は、穴をあけて処理すること
 6 必ず密栓して保管しましょう。 

  不明な点がありましたら、最寄りの薬局・薬店にご相談ください。

事故を起こしたら…
 すぐに医師の手当てを受けさせることは当然ですが、医師が到着するまで、応急処置を行いましょう。
A.飲んでしまった場合
 指かサジの柄を喉の奥に入れ、胃の中の薬剤を吐かせます。さらにコップ2〜3杯のぬるま湯または食塩水を飲ませ、吐かせます(子供は量を減らします)。これを、吐いた液の濁りや薬の臭いがなくなるまで繰り返します。
B.鼻・口などから吸入した場合
 すぐに空気のきれいな場所に移し、衣服をゆるめ、安静にします。
C.皮膚についた場合
  汚れた衣服は除き、皮膚についた薬剤は石けんでよく洗いおとし、充分に乾燥させます。
 皮膚炎を起こしていれば、軽ければオリーブ油などの植物油、重症ならば副腎皮質ホルモン軟膏を使います。
D.目に入った場合
 すぐに流水で洗います。濃い原液のときには最低5分は洗います。
E.医師への説明
 誰が(年齢)、何を(成分、濃度)、いつ、どのようにして(誤飲、吸入、自殺等)、どれだけ、どんな症状かを伝えましょう。

無断転載を禁じます。社団法人千葉県薬剤師会
Copyright 2004 Chiba Pharmaceutical Association